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変化するInstagram運用 5年目の再定義

バズるには計算式がある 感覚頼りにならないInstagram投稿作成の極意


 多くの企業が当たり前のように参入する一方で、独学での運用に失敗するケースが非常に多いInstagram運用。本連載では、累計400万フォロワーのアカウントを支援してきたInstagramマーケティング会社のSAKIYOMIが正しい活用ノウハウを解説する。第4回となる本稿では「バズるための投稿作成の極意」について解説する。

多くの運用者がコンテンツを感覚的に作成し、失敗する

 第3回の記事で「結局最後はコンテンツの質で差がつく」と書きましたが、実際のところこのコンテンツ作成は非常に難易度が高いものです。

 多くの運用者に「なぜそのタイトルにしたのか?」「なぜその構成にしたのか?」と質問しても、答えることができないことがほとんどでしょう。

 Instagramのコンテンツ作成にもセオリーがあります。今回は、BtoB向けというニッチなジャンルでも2ヵ月で1万フォロワーを増やすことに成功した、SAKIYOMIの公式アカウントの事例を交えながら、そのセオリーを解説していきます。

 かなり実践的な内容になっていますので、ぜひご自身が運営に携わるアカウントと見比べながら読んでみてください。

バズ投稿(保存率)=表紙(タップ率)×中身(視聴維持率)×トリガー(アクション率)

 結論からいうと、バズ投稿は「タップ率」「視聴維持率」「アクション率」の3つの変数が高くなった時に成り立ちます。これは投稿を見たユーザーの行動フローを基に分解したものです。

画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します

 まずユーザーは「表紙(1枚目)」を見てその投稿を見るかどうかを決めます。次に「中身」をざっと見ながら、さらに続きを読むのかどうかを決定。そして最後にその投稿をまた別の時に見返したければ保存というアクションをします

 この最後のステップ、保存までされた割合(=保存率)が2〜3%を超えると、Instagramのアルゴリズムによって基本的にレコメンドされて、一気にバズり始めるのです(詳しくは第2回を参照)。

 当然ですが、3つのステップにおいてそれぞれの抑えるべきポイントがあります。それにもかかわらず、多くの運用者は「良い投稿を作ろう」としか考えないため、各ポイントを抑えることなく、結果的に感覚頼りで質にばらつきのある投稿を作成してしまいがちです。

 次ページの解説から各ステップで抑えるべきポイントを学び、普段の投稿作成に反映してみてください。

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表紙のタップ率は「キャッチコピー+ベースコピー」で決まる

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この記事の著者

石川 侑輝(イシカワ ユウキ)

株式会社SAKIYOMI 代表取締役社長
2019年末からInstagram運用事業を新しく開始。自社メディアにて、6ヶ月で20万フォロワー達成などの実績を元に、企業様へのInstagramマーケティング支援をサービスとして提供開始。
2021年にInstagram分析ツールSAKIYOMIをローンチし、累計100社以上350万フォロワー越えのアカウント運用支援に携わる(参考:ブログYouTubeチャンネル)。

 

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/07/28 19:29 https://markezine.jp/article/detail/39452

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