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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

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コロナ禍で浸透した仮想通貨 メタな市場の鍵を握る「仮想通貨保有者」の特徴とは?

今後も成長が期待される仮想通貨市場 仮想通貨保有者への有効なマーケティングアプローチとは

 ここまで、マクロミルのアプリログデータ「Acube」「ブランドデータバンク」を用いて仮想通貨取引アプリの利用動向と仮想通貨保有者の実態を明らかにしました。

 今回の分析結果から、仮想通貨取引市場はコロナ禍の巣ごもり需要によって成長したものの、現在の市場成長は鈍化傾向にあることがわかりました。しかし、仮想通貨保有者は、投資を重視する価値観や先進的な物へ敏感なことから、今後の仮想通貨の汎用性を高めるNFTサービスの拡大と共に、市場は新たな成長が可能であることが予測できます。

 今後の大きな市場成長が予測される中で、仮想通貨保有者を取り入れるマーケティング活動を行うためには、情報収集を積極的に実施してコストパフォーマンスを見極めるターゲットに対し、将来価値や汎用性といったメッセージの訴求の効果が高いと考えられます。

【ブランドデータバンク調査概要】

調査方法:インターネット調査(マクロミルリサーチパネル)
調査期間:2022年1月21日(金)~2022年2月1日(火)
調査タイトル:「生活に関するアンケート」
調査対象:全国15~69歳の男女
総サンプル数:n=31,130
詳細サイト:https://www.branddatabank.com/

【A-cube(アプリログデータ)調査概要】

調査方法:スマートデバイスのアプリケーション利用ログを収集
調査期間:2020年1月1日(水)~2022年4月30日(土)
調査対象:Androidデバイスを保有する全国15~69歳の男女
最大サンプル数:n=57,119(※各月変動)
・本文の数値は四捨五入した値を表記しています。
・百分率表示は四捨五入した値のため合計が100%とならない場合があります。
詳細サイト:https://www.macromill.com/service/database_research/acube.html

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この記事の著者

笠原 聖大(カサハラ マサヒロ)

株式会社マクロミル
データビジネスデザイン本部 テクノロジー&デジタルプロダクツ部 イノベーションイニシアティブ G

米国ウィスコンシン州立大学にてビジネスアナリティクスを就学し、データサイエンスを専攻。マクロミル入社後、データアナリストとしてプロダクト開発部門に所属する。行動と意識のデータを掛け合わせた新規サービス...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/07/27 09:30 https://markezine.jp/article/detail/39478

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