TVerは、同社の民放公式テレビ配信サービス「TVer」のスマートフォン・タブレットアプリ、コネクテッドTVを合わせた累計のアプリダウンロード数が5,000万ダウンロードを突破したと発表した。
TVerは2020年3月より、数か月ごとに500万ダウンロードのペースで急伸。今回5,000万ダウンロードを突破した背景には、ローカル局を含めた配信番組数の増加、「NOW ON TVer」を銘打った民放5系列のリアルタイム配信(地上波の同時配信)のプロモーション効果のほか、コロナ禍においてTVerでテレビコンテンツを楽しむという視聴スタイルがユーザーに浸透したことが挙げられる。
まもなく7周年を迎える「TVer」の認知率は2022年4月の調査で過去最高値の66.1%となり、特にティーン層(15〜19歳)において女性85.4%、男性68.2%と高い認知率を持っているのが特徴だ。
2022年4月以降のレギュラーの見逃し配信番組数は500番組を超え、バラエティを中心とした配信オリジナルコンテンツ、また特定のエリアでしか視聴できなかったローカル番組も拡充されている。
バラエティは番組によってティーン層の視聴割合が高く、2022年6月のティーン層のMUB(Monthly Unique Browsers:月間ユニークブラウザ数)は前年同月比171%となるなど、利用拡大が顕著となっている。
TVerの様々なコンテンツ拡充により、若年層におけるテレビコンテンツの視聴機会促進と、利用拡大につながったと考えられる。
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