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PVは60%、資料DLは50%増加!LegalForce「契約ウォッチ」のオウンドメディア運用術

オウンドメディア運用によって得られた成果は?

──「契約ウォッチ」の運用によって得られた成果を教えてください。

 KPIとしていたPVと資料ダウンロード数はともに大きく増加しています。具体的には、PVは2021年5月と2022年5月の比較で63%、資料ダウンロード数は50%増加しています。

 このような成果につながっているのは、SEO施策をメインにコンテンツを制作してきたことが大きいです。メイントピックとサブトピックの集合体であるトピッククラスターをもとに狙えそうな検索クエリを見極め、キーワード戦略をしっかりと立てたことが功を奏しました。そして、弁護士やユーザーの声を聞くことで、ニーズやトレンドを押さえることもできました。

企業のミッション実現にも欠かせない役割に

──「契約ウォッチ」を運用する中でどのような知見や学びが得られましたか。

 オウンドメディアはリード獲得につなげる以外にも価値があると感じたことです。現在LegalForceでは、新任・若手法務向けのコンテンツや資料も展開しており、それも好評いただいています。そのため、新任・若手企業法務の方に向け、教育の場としても「契約ウォッチ」が活用できるのではないかと考えています。

 LegalForceでは「全ての契約リスクを制御可能にする」というミッションを掲げており、ミッションを実現するために契約審査プラットフォーム「LegalForce」とAI契約管理システム「LegalForceキャビネ」を提供しています。この2つのサービスと併せて、企業法務担当者が適切な契約リテラシーを身に着けられる機会を提供するために、「契約ウォッチ」は貢献していきたいと考えています。

──最後に今後の展望を聞かせてください。

 立ち上げ当初は情報発信がメインのメディアでしたが、今後は教育・学習メディアにポジションを移行していく必要があると考えています。そのためにリニューアルも現在進行中で、デザインから一新する予定です。

 教育・学習メディアとなると、今まで以上にターゲットや制作すべきコンテンツの方向性が明確になってきます。サイト全体の設計を見直すとともに、よりわかりやすく情報提供できるよう動画コンテンツや学習講座の取り組みを検討し、契約に関するリテラシーが向上するようなコンテンツを拡充していきたいです。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2022/08/22 08:30 https://markezine.jp/article/detail/39742

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