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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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特集:すごいBtoB企業がやっていること

Salesforceがイベント企画で大事にしている5つのこと

厳しいフィードバックも宝

——各イベントの集客はどのように行っているのでしょうか。

 集客はイベントの性質によって様々な方法を取り入れています。たとえば自社のリストにターゲットがあまり含有していないのであれば、ターゲットが多く集まるメディアに広告を出稿します。我々が持っているリストに対して集客するイベントであれば、細かくセグメントされているインハウスデータベースでターゲット顧客を集客していきます。

 また、各イベントでどのチャネルが最適なのかを判別するために、トラッキング用のタグ付けなどを行っています。

——直近のイベントで成功したものがあれば紹介いただけますか。

 これといった特筆すべきイベントはありません。なぜなら、目的や伝えたいメッセージはイベントごとに異なりますし、お客様からの評価もそれぞれですが、目的に沿って参加者の皆様に持ち帰っていただきたいメッセージが届いている人には届いているとアンケートの結果などから判断しているからです。ただし、意図が伝わっていない部分、オペレーション上の課題などもアンケートからわかります。そのため、厳しいフィードバックを受けても「失敗した」と思うのではなく、振り返りを行いながら、改善改良を重ねて良いイベント作りを心掛けています。

必要なのは目的達成と革新

——最後にBtoB企業がイベントを開催する際のアドバイスがあればお願いします。

 2つあります。1つ目は、社内の目的とお客様の目的の両方を達成できるイベントを企画することです。そのためにはお客様の立場になって自身に問い続けることが大切だと思います。日々の業務に追われて時間がないからこれまで通りの内容をやるのではなく、お客様が本当に価値を感じるか、魅力を感じるかを考えることが重要です。

 2つ目は、革新的なプランやアイデアを考え、お客様にとって参加する価値や意義を提供することです。新型コロナウイルスの影響でお客様のニーズは大きく変化していますし、イベントのあり方も大きく変化してきました。これまで通りイベントやウェビナーを開催するのではなく、柔軟に変化することが必要です。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2022/09/28 08:30 https://markezine.jp/article/detail/40078

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