マイクロアドは、同社が提供するマーケティングデータプラットフォーム「UNIVERSE」が保有するデータを活用し、地方自治体向けの広告配信サービス「UNIVERSE for 全国旅行支援」を提供開始する。

　同サービスは、旅行・お出かけ・イベント情報などのライフスタイル系を中心としたメディアデータや、Web上の行動履歴から分析したGoToトラベル・県民割の関心層などを掛け合わせ、全国旅行支援への興味関心層を導き出す。これにより、全国旅行支援の利用見込みが高い層をターゲティングした広告配信が可能となる。

　広告配信後の効果計測として、訴求に対しユーザーの関心が多かった地域を都道府県別に分析。さらにWeb上の行動履歴をもとに、旅行に求める興味関心傾向などを可視化したレポートを提供する。

　また、地方自治体が訴求する旅行に対して、ユーザーの興味関心度が高まったかなどの意識変化をアンケートで調査することも可能だ。

　同社は、ターゲティング広告の配信に加えてこれらの分析レポートを提供することにより、地方自治体における今後のプロモーション施策を支援する。

【関連記事】
・近鉄不動産とブレインパッド、Google Cloudのプラットフォーム上にプライベートDMPを構築
・LINE、「Govtech Partner制度」を新設　国・自治体のLINE活用を支援する企業を認定
・大日本印刷、メタバース分野でPwCコンサルティングと協業開始　自治体や企業の導入活用を支援
・2022年夏は近距離旅行の需要が拡大／年内は7割が旅行意向あり【ロイヤリティ マーケティング調べ】 ・TikTokと奈良県、ショートムービーを活用した観光プロモーションを開始