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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究

資生堂150年の歴史×デジタルで新たな美容体験を 新サービス「Beauty Key」提供の狙いとは

5つのメニューを提供する資生堂の狙いとは?

MZ:これら5つのメニュー構成にしているのは、どういった狙いがあるのでしょうか。

木子:これには、お客様とお取引先、資生堂の三者をつなぐ狙いがあります。お客様にBeauty Keyを利用いただくことで、お客様に関する情報が集約されます。これにより、店舗のパーソナルビューティーパートナー・従業員さまも過去に購入した商品がチャネル横断で理解でき、提案に活かせます。また、お知らせにお店からのプッシュメッセージを送れるため、お客様と継続的にエンゲージメントを保つことを可能にしました。

 そして、お客様も会員情報を一元化できるメリットだけでなく、お店に来店した回数などでボーナスポイントが付与されるなど、購入以外の行動に対する様々なリワードプログラムを受けることができます。何より、情報が一元化されることでこれまで以上に悩みや好み、肌状態を踏まえた提案が受けられるので、より良い美容体験につながると考えています。

来店者からサービス拡大を目指す

MZ:Beauty Keyは9月に提供を開始したばかりですが、今後どのようにユーザー拡大を進めていくのでしょうか。

大槻:現在はBeauty Keyの利用できる小売店を中心にユーザーを拡大していきたいと考えています。店舗で商品を購入したり、サービスを受けたりした方に対し、「花椿CLUBカード」「ワタシプラス会員ID」から移行できることをご案内いただくようにしています。

 お客様によってはいきなりアプリをダウンロードして設定するのが不慣れな方もいると思いますので、店舗の従業員・店頭のパーソナルビューティーパートナーの方にBeauty Keyのベネフィットを伝えていただき、ダウンロードから設定までのサポートをしていただいています。

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初日で5万ダウンロード、ユーザー&取引先ともに好評

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/11/30 09:00 https://markezine.jp/article/detail/40619

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