SK-Ⅱの戦略の柱「3つのP」を軸に、唯一無二のブランドへ
――最後に今後の展望をお聞かせください。
我々が目指すのは、SK-Ⅱを日本のお客様から愛される唯一無二のNo.1プレステージスキンケアブランドにすること。その実現の先には、中国、アジア圏での支持も見えてくるでしょう。
SK-Ⅱには、PURPOSE、PITERA(ピテラ)、PEOPLEという3つのブランド戦略があります。PURPOSEでは、#CHANGEDESTINYの信念をすべてのアクションへつなげ、お客様の肌を変える体験の訴求、そして運命を切り開いていく後押しとなるキャンペーンを展開していきます。また、ピテラは40年以上変わらないSK-Ⅱの独自成分であり、唯一無二の資産です。SK-Ⅱは他ブランドのように、シーズンごとに新製品が出るわけではありません。ピテラの魅力を飽くなきまでに伝え続けることはSK-Ⅱのチャレンジであり、難しさは否めませんが、マーケターとして一番の醍醐味でもあると私は思っています。
最後にPEOPLEに関しては、ビューティインフルエンサーの進化を加速させていきます。ライブコマースへの注力も含め、オンライン/オフラインを問わない顧客体験を実現していきたいですね。 お客様とのつながりやブランドへの共感を作り、それをいかに顧客体験に落とし込んでいくか。これを常に考えられるのは、40年以上変わらず同じ物を作り続け、届けられているからこそです。私自身10年以上SK-Ⅱと共にあり、ブランドの理解が研ぎ澄まされていく感覚があります。時代を経ても、ブランドの本質が変わらないことが、SK-Ⅱの強さなのです。