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松本健太郎さんがグロースXに転職!キャリア構築の鍵は、複数の強みと売上貢献への意識を持つこと

グロ―スXにジョインすることになった契機

MZ:今回のグロースXへの転職のきっかけを教えてください。

松本:私が次のキャリアを考えて行動していたときに、山口さんがFacebookに投稿された内容に反応したのがきっかけなんです(笑)。

山口:面接に来られた方が「御社の経営陣・株主には西口一希さんや田岡敬さん、西井敏恭さんらマーケティングのプロが揃っていて、自分がブレーンワークの中でバリューを発揮できるイメージが湧かない」とおっしゃることが多いことに触れた投稿でしたね。

松本:私がその投稿に「インサイトに溢れてますね」とコメントした直後に、山口さんから「グロースXに転職しないか」とお誘いをいただきました。山口さんからお声掛けいただいた時点で、決まりかけていたお話もあったのですが、悩みに悩んでご一緒させていただこうと決断しました。

各領域の知識を組み合わせて、限界を突破する力

MZ:なぜ松本さんは山口さんからの誘いを受けられたのでしょうか。

松本:グロースXの代表取締役社長である津下本さんとは、ロックオン時代に一緒に仕事をしたこともあり、元々関心を持っていました。グロースXのタクシー広告を偶然見かけたら「グロースXに転職して、コンテンツ制作ができたら面白いだろう」と妄想していました(笑)。私はマーケターでもあり、あまり知られていませんが、副業としてビジネス書を16冊も刊行している作家でもあります。そんな方、他にいないでしょうから「私にしかできない仕事だろうな」と。

MZ:山口さんが松本さんをグロースXに誘われた決め手を教えてください。

山口:松本さんの強みは、アカデミックな内容をかみ砕いてわかりやすく伝えられるスキルにあります。松本さんの書籍を拝読してみると「正しいことをただそのまま正しく伝えるのではなく、わかりやすく伝えられる方」だと実感しました。当社が提供する学習サービスは、マーケティングに関する難解なワードをそのまま伝えたのでは利用者に届きません。「伝える力」という点において、松本さんは最適な人材だと確信しました。

 また松本さんは、コンテンツのブラッシュアップのみならず、マーケティング、データ活用、さらにはエンジニアの分野にも精通していらっしゃいます。マーケティングは、複数の要素が掛け合わさることで初めて新規顧客の獲得や売上拡大などの成果が出ます。「マーケティング部署の人間はこれしかしない」と専門分野に固執するのではなく、それぞれの領域でできることの限界を認識した上で、各領域の知識を組み合わせて、その限界を突破する──この視点を持っていらっしゃるところが素晴らしいと思います。

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複数の「強み」を束ねれば、誰にも負けない

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この記事の著者

三ツ石 健太郎(ミツイシ ケンタロウ)

早稲田大学政治経済学部を2000年に卒業。印刷会社の営業、世界一周の放浪、編集プロダクション勤務などを経て、2015年よりフリーランスのライターに。マーケティング・広告・宣伝・販促の専門誌を中心に数多くの執筆をおこなう。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2023/01/17 09:00 https://markezine.jp/article/detail/40913

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