凸版印刷は、企業に合わせたAI導入設計から自動運用までをパッケージで支援するAIソリューション「KAIDEL」の提供を開始した。

　同ソリューションは、2017年より同社が提供する「プロモーション反応予測」「優良化予測」「離反予測」など顧客の様々な将来の見込み度をAIを用いて予測するデータ分析サービス「KAIDEL」に自動運用システムを導入し、刷新したもの。具体的には、ローデータの連携からデータ前処理、顧客行動学習・予測（AIスコアリング）、予測結果の連携まで一連の運用サイクルを自動化できる。

　また、保有データ整理やAI取り組みテーマの策定からAI構築、運用の自動化まで同社のマーケター・アナリスト・エンジニアからなる専門チームがサポート。さらに、「成果につながる予測テーマの設定」「顧客マーケティングの知識に基づく特徴量設計」「世の中のトレンドや季節変動を加味した学習」などマーケティングに強いAI設計や、Google CloudのAIアルゴリズムを連携している。

　加えて、DMP・CDP・BIツール・MAツールなどの各種デジタルマーケティングツールと連携・機能拡張させることが可能だ。

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