「Yure プロジェクト」(http://weathernews.jp/yure/)では、観測にあたって、揺れを計測する専用機器「Yure Station」を無償貸与し、自宅や企業、学校などに設置。全国から収集した揺れに関するデータを、ウェザーニュースのサイトでリアルタイム表示する。また、「地震の揺れがマンションの高さにどれだけ影響するか」、「電車通過の揺れが、どれだけ建物に影響するか」など、あらゆる“揺れ”について検証、数値化しデータベース化を行う。
プロジェクトに参加するには、ウェザーニューズの有料会員(月額315円)で、緊急地震速報アプリケーションが動作すること、常時接続可能(ブロードバンド)で、24時間ウェザーニューズにデータを送ることができるなどの条件がある。
ウェザーニューズは、6月17日から6月30日まで全国から参加者を200名を先行募集し、最終的にはプロジェクト全体で1000か所に設置する予定。今後頻繁に余震が発生する恐れがあると言われている岩手・宮城内陸地震の被災地に関して、専用機の設置を早急に行う準備を進めている。
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