4月18日、動画配信クラウドサービスのプロバイダーBrightcove(ブライトコーブ)は、メディアや企業が発信する動画コンテンツの効果測定を行う2つの新製品「QoE(Quality of Experience)Analytics」と「Insights」の発売を発表した。
QoE Analyticsは、同社のプレイアウトシステムとプレーヤーを使用して、ユーザーの視聴体験向上のための分析情報を収集・合成・表示するもの。レポート項目には、エラー発生率・動画の開始タイミングの平均・視聴離脱率・平均アップスケール時間などがある。
QoE Insightsは、QoE Analyticsの情報をもとに、データとユーザーエンゲージメント測定法を組み込むことで、メディアが視聴者のQoE耐性や離脱、中断の要因を特定するために重要な分析を行うもの。レポートには、QoEスコア、QoE許容範囲、QoE指標が集約されている。
これらの製品により、同社のユーザーは、視聴者が動画コンテンツをどのように体験しているかやエンゲージメントに悪影響をおよぼすような障害の有無を測定できるようになる。結果、顧客はコンテンツの影響力・公開・配信・視聴者がプラットフォームから受ける印象などについての変化について、データに裏付けられたレポートを受け取ることが可能になる。
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