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なかやまきんに君を起用し、受注が3倍強に!ecforceが展開した、タクシー広告の裏側に迫る

契約件数が昨対で3倍強、PRバリューは2億円に

──今回の成果を教えてください。

飯尾:まずテレビなどをはじめ、色々な媒体で取り上げていただいたことでPRバリューは2億円に上りました。また、指名検索数の伸び率はプロモーション前の1ヵ月間と比べて169%となりました。リード数の伸びも158%、商談数に関しても159%まで向上しました。

 一番力を入れていた、契約件数の伸びに関しても各月で大きく伸び、2023年3月には昨対で3倍強と、過去最高の契約件数となりました。

 名刺や商談の背景、営業資料などもトンマナをそろえていたので、お客様からも「あのCM、見ましたよ!」と一瞬でつながりができ、契約が決まるケースもありました。また既存のお客様からも「社内で話題になっていました」と、お声がけをいただくこともあり、非常に良い手ごたえです。契約後も常に伴走しながらサポートをさせていただいているので、コミュニケーションのきっかけにもなっています。

広げた認知に対し、積極的なコミュニケーションを

──一連のプロモーションを通じて、新たな気づきはありましたか。

飯尾:コミュニケーションにおいて多面的な連動性を作っていくことで、効果がしっかり実証できたと思います。広告を流すだけでは実質的な効果を得ることはできないため、他部署も含めどこまで巻き込んでいけるかが重要になることを改めて気づかされました。

 BtoB企業の商材は、店頭で見かけることがありません。だからこそお客様に知っていただけた時に、いかにこちらから関わりを作っていけるかが非常に重要だと感じています。

 様々なタッチポイントで連動した施策を動かし、「あそこで見たCMの会社だ!」という気づきをどれだけ生み出せるか。広げた認知に対して、こちらからあらゆる形で積極的にコミュニケーションを取る方法を創出できるかが重要なのだと思います。

──今後の展望や展開について教えてください。

飯尾:我々のプラットフォームは今後も益々進化していきます。プロモーション施策に関しても、タクシー広告はもちろん検討を続けて行きますが、既存の媒体以外にも、ゴルフカートやエレベーター前のサイネージなどこれまでとは違うタッチポイントを増やすべく、新たな媒体も模索し、挑戦していきたいと思います。

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この記事の著者

齋藤 ゆう(編集部)(サイトウ ユウ)

大学卒業後、広告代理店に入社しマーケターに。その後、事業会社に転職。金融・美容分野のマーケティング・企画・運営・セールスに携わる。2020年、翔泳社に入社しMarkeZine編集部に所属。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2023/05/19 08:30 https://markezine.jp/article/detail/42073

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