Idein（イデイン）は、デジタルサイネージを店舗に設置している小売事業者向けに、エッジAIカメラを活用したデータ収集・分析支援サービス「デジタルサイネージ効果検証 スターターパッケージ」を提供開始した。

　同社は、エッジAI（※）の分野で事業を展開しており、データ収集プラットフォーム「Actcast」などを提供している。

※カメラなどのデバイスで収集したデータを、同端末内でAI処理すること。これにより、クラウドへのデータ通信コストなどを削減できる

　今回提供を開始したサービスでは、デジタルサイネージの周辺にエッジAIカメラを設置し、視聴者のデータを収集・分析。Actcastのダッシュボード上で視聴者の性年代や視聴のタイミング、視聴時間、性年代別の視聴回数などを可視化する。これにより、エッジAIの本格導入前の簡易的な効果検証を実現。なお、スポーツ・アウトドア用品を扱う企業が同サービスを既に活用している。

【関連記事】
・伊藤忠商事とIdeinが資本業務提携　エッジAI技術を用いた顧客の行動分析サービスの開発を目指す
・博報堂ら、リテールメディアに特化したワンストップ統合窓口「リテールメディアONE」を新設
・アドインテ、リテールメディア構築支援ソリューション「Connected Retail」を提供開始
・Roktと電通が業務提携を強化　EC事業者のリテールメディア参入支援と広告主の開拓へ
・ジーニーとバリューコマース、リテールメディア領域で業務提携　顧客獲得と新規商品開発を強化へ