凸版印刷と福岡地所、palanの3社は2023年8月1日(火)~31日(木)、地域の活性化と観光客の回遊促進を目的とした実証実験を行う。
同実験では、福岡市民または観光客がスマートフォンを使用して、福岡市内の商業施設「キャナルシティ博多」およびその周辺施設を結ぶルート上の目印を読み取ると、風景の上にコミックが表示され、次の目的地に誘導。道中の各スポットで連続したストーリー性のあるコンテンツを表示することで、目的地までの回遊促進効果を検証する。
凸版印刷が全体管理やARコンテンツの製作、検証作業を担当。福岡地所は実証フィールドを提供し、PalanはWebAR作成ツール「palanAR」を提供し、運用する。
今後、同実験の結果を踏まえて、観光地や商業施設周辺エリアにおける利用者の回遊を促すサービスを展開する予定。また、交通機関などとの連携により、より広域での回遊促進を行うサービスの構築も目指す。
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