ナビタイムジャパンは、国内居住者の人流データ分析サービス「NAVITIME 歩行者プロファイラー」の提供を開始した。

　同サービスは、ナビタイムジャパンが提供する歩数計・ウォーキングアプリ「ALKOO（あるこう） by NAVITIME」のGPSデータと属性アンケートを活用。国内居住者の移動軌跡や滞在地点・時間帯・季節別の傾向などを比較・分析できるよう可視化したWeb分析システムだ。まずは東京23区を対象エリアに、提供を開始していく。

　具体的な分析機能としては、市区町村ごと・年／月別・平日休日別・時間帯別の時間軸でデータを抽出し、通過や滞在といった移動パターンで人流をヒートマップ分析することが可能だ。任意のエリアを基点とした、人流の傾向（どこから来てどこへ向かったかの動線）を確認することもできる。なお、人流データは月次で更新される。

【関連記事】
・ナビタイムジャパン、店舗情報やメニューなどを自動で多言語化する機能を開始　店舗案内に適した翻訳が可能
・Intelligence Designら、渋谷周辺にAIカメラ100台設置　一部人流データは公開予定
・SeeMaaS、新たに人流データ連携機能を追加　移動実績データと組み合わせた分析で課題把握が可能に
・AgoopとSnowflakeが連携、人流データを使用した高度なマーケティング分析が可能に
・商業施設や店舗の人流・滞留状況を可視化　アビックスが「AIカウンター」をリリース