楽天インサイトは全国の20~69歳の男女1,000人を対象に、SDGsに関する調査を実施した。
SDGsの認知率は87.1%
サステナビリティに関連した用語の認知率を調べたところ、最多回答は「ふるさと納税」で96.4%(※1)に。2番目以降に「フードロス(93.8%)」「気候変動(89.6%)」が続いた。なお、SDGsの認知率は87.1%だった。
※1 「よく知っている(57.7%)」「聞いたことがある(38.7%)」の合計割合
SDGsの認知時期は「2年以内」がTop
SDGsを認知した時期を調べたところ、「2年以内(23.1%)」が最多で、次点として「3年以内(17.6%)」が挙がった。一方、「半年以内」と回答した人は3.7%に留まった。
約4割が商品ページを見て、企業のSDGs貢献度を評価
商品購入の際に「SDGsへの貢献を(やや)考慮している」と答えた人に、その判断基準を質問。その結果、最多回答は「商品ページの説明文を見て(39.5%)」に。2番目以降に「ホームページや広告などに掲載されているSDGsロゴ・アイコンを見て(33.7%)」「メディア(テレビ、ラジオ、ネットニュースなど)を見て(33.7%)」が続いた。
最も経験率が高かったエシカル消費は「地産地消」
エシカル消費(※2)を行った経験の有無を尋ねたところ、71.1%の人は「経験がある」と回答した。また、エシカル消費の中で最も経験率が高かったのは「地産地消の商品を買う(37.1%)」に。次点として「ふるさと納税で事業者を応援する(28.8%)」が挙がった。
※2 各消費者が各々の社会的課題の解決を考慮したり、課題に取り組む事業者を応援したりする、エシカル(倫理的)な消費活動のこと
【調査概要】
エリア:全国
対象者:20歳~64歳の男女
サンプル:1,000ss
期間:2023年7月12日(水)~7月13日(木)
【関連記事】
・ネットスーパー、女性層の認知率は93%/10~20代女性の6割が利用意向あり【LINEリサーチ調査】
・生活者の4割超がリテールメディアを視聴/運用における課題は「広告効果が不透明」など【博報堂調査】
・プレー経験のあるスマホゲーム、トップは「LINEディズニーツムツム」【クロス・マーケティング調査】
・「結婚は個人の自由」と考える人が約7割/Z世代の約4割は「非正規雇用でも良い」と回答【電通調査】
・Z世代を先入観だけで語っていないか?調査データを基に多層的なインサイトを解説【視聴無料】