toridoriは、SNSに関する調査レポートの第六弾を発表した。
今回の調査のテーマは「InstagramユーザーのSNS利用動向」。近年、動画や写真などで視覚に強く訴求できる強みがあることから商品PRに適したInstagramを、多くの企業が積極的に活用している。SNS実態調査の第六弾となる今回は全国407名の20〜50代男女を対象に、Instagramを利用するユーザー行動の詳細を調査した。調査結果の概要は以下の通り。
Instagramは検索ツール
「Instagramであなたがよく利用する機能を最大3つまで選択してください。」という質問に対し、約半数のInstagramユーザーから「ハッシュタグ検索を行う(46.9%)」という回答が集まり、最多回答となった。
Instagram上で投稿が多くのユーザーの目に触れるためには、ユーザーのニーズやトレンドと合致するような適切なハッシュタグ選びを行い、自社の投稿が検索上位にくるように工夫をする必要があると言える。
また、「商品の購入/店舗への来店を検討する際に、企業のInstagramアカウントで確認している箇所を全て選択してください。」という質問に対しては「頻繁に情報を更新している(44.5%)」「プロフィール文章が充実している(37.8%)」「投稿に統一感がある(37.6%)」「投稿写真がおしゃれである(35.9%)」という回答が上位を占めた。
ユーザーは商品の購入/店舗への来店を検討する際に、次の3つの観点から企業アカウントをチェックしていることがわかった。つまり、これら3つを充実させて情報量を担保したアカウントがユーザーには好まれているようだ。
- 投稿内容の統一感や写真がおしゃれかといった投稿の「質」
- アカウントが頻繁に投稿をしているかという情報の「更新頻度」
- アカウントの「プロフィール欄の充実度」(企業サイトへのURLリンクがありアクセスしやすいか・文章がわかりやすいか等)
【調査概要】
調査名称:Instagramユーザーの利用動向に関する調査レポート
調査対象期間:2023年7月12日〜7月25日
有効回答者数:407名
調査方法:Fastaskを活用したインターネットリサーチ
調査対象:Instagramを利用している全国の20代〜50代男女のうち、スクリーニング設問「あなたがInstagramの投稿を見て直近3ヵ月以内に行ったことがある行動のなかであてはまるものをすべて選択してください。」において、「店舗を訪れた」「店舗で商品を購入したまたはサービスを受けた」「通販サイトを訪れた」「通販サイトで商品、サービスを購入した」という4つの選択肢に回答した人からランダム抽出。
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