Canvaやウォルマートなど、各社の活用事例を紹介!
MZ:impact.comのツールについて、実際の活用事例をご紹介ください。
荒金:一つ目は、オンラインのデザインプラットフォームを提供するCanva社の事例です。同社はグローバルで売り上げ拡大をしていくために、各地域でパートナーと提携する必要がありました。
impact.comのツール導入でマニュアル作業が削減されたことで、9,000人を超える様々なタイプのパートナーと提携することができるようになり、重要なパートナーとの関係を深化させることもできました。また、パートナーのプロモーションに関する様々なデータが確認・分析可能になり、2019年の導入以降、収益はほぼ毎月2倍の速度で成長しました。
二つ目にご紹介するのが、各種チケット販売を行うTicketmasterとSpotifyの事例です。この2社のタイアップは、ユーザーがSpotifyで音楽を聴いている時にアーティストのライブやチケットの販売情報をTicketmasterがSpotify上でシームレスに教えてくれるというもの。Spotifyがパートナー側でTicketmasterが広告主という、BtoBのパートナーシップです。
ユーザーがそのチケットを購入した場合、TicketmasterからSpotifyに対して成果報酬が支払われる仕組みです。この座組により、CV率は従来のTicketmasterのサイト上でのクリックからの購入と比べて20%向上し、収益はYoY+32%を実現しました。
最後に紹介する事例が、「Walmart Creator」。当社が支援し、ウォルマートが独自に構築したパートナーシップマーケティングのプラットフォームです。
荒金:ウォルマートは世界有数のリテールチェーンであり、たくさんのインフルエンサーやクリエイターパートナーがいます。この「Walmart Creator」に登録することで、各パートナーは自分のSNSなどの宣伝から購買が生まれると、成果報酬が支払われます。
impact.comのツールで実現する、パートナーシップマーケティングの未来
MZ:企業が独自のプラットフォームを構築するケースもあるのですね。
荒金:現在、大企業が自社プラットフォームを開発してパートナーシップマーケティングを行っていく潮流が生まれています。impact.comのプラットフォーム上には3,000社以上の広告主企業が存在しています。独自のプラットフォームを持つことで、自社・ブランドの世界観を表しパートナーシップマーケティングを展開できるのです。この流れは、今後も増えていくと見ています。
MZ:最後に、今後の展望をお聞かせください。
荒金:私たちが広告主の企業様に提供したい価値は、様々なデータの可視化と、パートナーシップマーケティングにおける各種タスクの自動化・デジタル化です。これによりインフルエンサーマーケティングやアフィリエイト広告を含むパートナーシップマーケティングにおいて、PDCAを回しながら成果を上げる土台を整えることができます。
荒金:また、忘れてはいけないのはASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)各社との協業です。ASPが長年かけて構築してきたパートナーとのコネクションを尊重・活用し、我々がテクノロジーをDNAとした各種ソリューションを提供することで、相互でパートナーシップマーケティングの価値をさらに高めていければと考えています。
よりマクロな観点で言えば、データの可視化とデジタル化は、業界全体の発展と拡大につながると考えています。アフィリエイト広告の市場規模は約3,000億円と言われますが、今後一層伸ばしていくためにも、啓蒙活動を含め着実にこの業界に貢献していきたいです。
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