電通は、レミーコンサルティング、ギークピクチュアズと共同で、様々なIP(知的財産)や企業キャラクターにChatGPTを活用したロボット「CHABOT(チャボット)」を開発。顧客企業へ向けてレンタルを開始した。
これにより、高度な双方向コミュニケーションとキャラクターの親和性やロボットの物性・身体性を掛け合わせ、豊かな顧客体験を提供していく。
顧客企業は、「Sota(ソータ)」「Kebbi Air(ケビー エアー)」「Ponta(ポンタ)」の3つのタイプから選んだCHABOTを、受付・誘導・メニュー紹介などの接客業務やイベントプロモーション、社内向けオフィスなどに活用できる。
また、顧客企業のニーズに合わせてロボットのパーソナリティやスタイリング(衣装の変更など)のカスタマイズも可能となる。今後は、既存のIPや企業キャラクターをCHABOT化するアップデートや、オリジナルキャラクターの新規開発などを行っていく。
加えて、電通デジタルが提供する企業の独自データを活用した対話型AI開発を支援するアプリケーション「∞AI Chat(ムゲンエーアイ チャット)」と連携。データの可視化や管理を強化するオプションの利用も可能だ。
3社は共同事業として同サービスの運用と開発を推進していく。レミーコンサルティングは主にロボットの開発とChatGPTプロンプトの設定、ギークピクチュアズはロボットキャラクターやIP開発、ムービー制作などを実施。電通は開発全体のディレクションや、IPホルダーや企業とのプロジェクト推進などを担当する。
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