12月5日、「リアルタイム人流ビッグデータ」を有するunerryと、テレビの放送内容をテキスト化した「TVメタデータ」を提供するエム・データは、テレビ番組による消費者行動への影響可視化に向けた連携の開始を発表した。
同連携は、テレビの放送内容が消費者行動に対し、どのように影響を与えたか定量的に可視化するもの。テレビで放送された地域(市町村)や観光地、レジャー・商業施設について、施設名称や住所、番組での紹介状況、出演タレント、放送日時、秒単位の紹介時間を記録したデータから、テレビの効果とその影響日数を算出する。それらを人流データと重ね合わせることで、消費者行動への影響度合いを時系列で可視化できる。
これにより、テレビ放送による視聴者・生活者の行動への影響やメディアプロモーション効果、視聴者の周辺施設や隣接エリアへの移動状況などが分析できるため、テレビとデジタルとリアル行動を一気通貫した施策の実施が可能になる。
今後両社は、「視聴ログデータ」や「購買データ」など、より高度な分析を可能にするデータ連携の拡充を目指す。
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