電通デジタルは、インクルーシブ視点で新規プロダクトの開発を支援する「インクルーシブデザインソリューション」の提供を開始した。
同ソリューションでは、課題意識と新しい視点を持つマイノリティの人々を「リードユーザー」としてプロジェクトに巻き込み共創。彼らのインサイトを基点に課題抽出とアイデア発想を行い、問題の改善と新たな価値創造へつなげ、生活者にとって価値のあるプロダクトを目指す。電通デジタルは構想から開発、運用までのプロセスを一気通貫でサポートしていく。
プロセスのうち問題定義のフェーズでは、リードユーザーと共にインクルーシブ視点で課題を抽出。Co-design(参加型デザイン手法)のアプローチでワークショップを設計し、フィールドワークや実体験から課題の特定・アイデア発想を行う。
問題解決フェーズにおいては、抽出されたインサイトをもとにプロトタイプを制作し、リードユーザーへのテストを実施する。プロダクトのローンチに向け、デザインにリードユーザーのニーズが反映されているかを確認し、UI/UXデザインやガイドラインを策定していく。
また運用フェーズでは、ローンチ後もユーザーからのフィードバックをインクルーシブ観点で取り込み、段階的なグロースに向けて改善案を立案する。
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