電通デジタルは、グローバルなデジタルビジネスの拡大および成長機会の発掘を支援するCoE(Center of Excellence)組織「Dentsu Digital Global Center(DDGC)」を新設した。
同組織は、日本国内マーケットをターゲットとした外資系グローバル企業や、グローバルマーケットへの拡大を目指す日本企業に対して、包括的かつ一気通貫でビジネスを支援。150人以上のデジタルビジネスの専門家で組成され、広告・メディア、データ&テクノロジー、CXM(顧客体験マネジメント)、事業変革、クリエイティブなどのサービスをマルチリンガルで提供する。
具体的な提供サービスは、外資系企業に対する日本マーケット展開支援として、日本の生活者インサイトに沿ったメディアプランニングやCRM・ロイヤリティプログラムなどの顧客コミュニケーション設計、WebサイトやD2Cの構築・運用などが挙げられる。
また日本企業のグローバルマーケット展開支援としては、海外進出における市場進出戦略(Go to Market)支援やグローバルWebサイトおよびD2Cの構築・運用を支援。さらにグローバルのプラットフォーム開発やガバナンス策定、メディアプラットフォームを用いた海外マーケットにおけるメディアプランニングなどもサポートする。
なおDDGCは、電通グループの海外事業においてCXM領域を中心的に担うMerkleの日本拠点としての役割も持つ。電通グループの海外ネットワークと連携し、各拠点のソリューション活用や現地マーケットに最適なサービスを提供可能なチームを組成し、グローバルプロジェクトを推進していく。
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