「生活者受容性の方程式」の今後
今回、「生活者受容性の方程式」を構成する要素のいくつかについて、アンケートを実施、結果を分析することができました。またマクロミルという企業を例に、企業ごとに異なる生活者受容性(CAR)も見ることができました。

今後は、マクロミル以外の企業や組織において、本フレームワークを使った調査を行い、企業や組織ごとの生活者受容度(CAR)の違いを可視化していきたいと考えています。またこれらのデータが蓄積されることで、方程式の要素同士がどのように生活者受容度(CAR)に影響しているか、どの要素の影響が最も大きいのか等について数式化したいと思います。この調査に参加されたいという企業や組織の方がいらっしゃったらぜひお声がけください。
他方で、今回は「データ提供先の信頼度・好意度」という要素は、信頼度と好意度のつながり自体が解明すべき複雑な現象であることや、ベンチマークとなる企業一般への信頼度・好意度というものは存在せず各企業や組織ごとにアンケートを聴取する必要があるため、対象としませんでした。
今後、企業に対する信頼度や好意度に関する研究が進んだり、本調査スキームへの参加企業や組織が増えたりすることで、信頼度や好意度による生活者受容性(CAR)への影響は明らかになっていくでしょう。
調査概要:『個人情報提供の受容性に関する意識調査』
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国、18~69歳の男女2,070人
割付方法:人口構成比割付(令和2年国勢調査の性年代別人口比率に基づく)
調査時期:2024年1月
調査主体:マクロミル