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CTV広告は認知以外にも効く! 広告経由の売上40%増・CPA50%改善に至ったアンファーの事例

CTVを広告の出し先としてハックする

──今回の結果を踏まえて、谷古宇さんはマーケティングでどのようなチャレンジをしていきたいですか?

谷古宇:YouTubeやCTVは、ここ10年で台頭してきた媒体ですよね。恐らく今後も媒体の多様化は進んでいくと思います。当社はこれまで動画広告、特にCTV広告で求める成果を出せずに苦戦していましたが、今回のキャンペーンで運用の勘所を掴むことができました。

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谷古宇:ただ、苦戦するポイントが新たに出てきたり、新しい媒体が現れたりする可能性は大いにあります。その際に「成果を出すのが難しいから」という理由でテレビCMのリーチ補完に目的を限定するのではなく、攻略方法を知って工夫を重ね、その媒体に合わせた戦略で広告を配信していきたいです。このトライによって、その媒体にしかいないユーザーや、当社の商品を求める方に広告を届けることができると考えています。

──谷古宇さんのコメントを受けて、伊藤さんは今後どのようなサポートをしていきたいとお考えですか?

伊藤:CTV広告市場は今まさに右肩上がりで成長しています。スマホだけでなくテレビでABEMAなどのOTTを視聴する時代が来ているため、CTVを広告の出し先としていかにハックしていくか・改善していくかという視点が重要です。我々としては広告代理店様と情報を常にアップデートしながら、CTV広告のハックと改善にトライしていきたいと思っています。

インサイトの分析で顕在層への配信も可能に

伊藤:加えて、広告代理店様がクライアントの事業を起点に広告クリエイティブを制作することにも、引き続き伴走していきます。たとえば薄毛に悩みを抱えている方の中には、育毛シャンプーを使う方もいれば、育毛剤を使う方もいれば、クリニックを利用する方もいます。悩みと解決方法が複雑化しているため、今回のキャンペーンで得たインサイトを活かして「この悩みを抱えている方にはこういうクリエイティブで訴求する」というパターンを広告代理店様と見出していきたいです。今回のキャンペーンで得た知見を継続的に活用することはもちろん、アンファー様が展開するその他の商品でも広告配信をサポートしたいです。

──最後に、アンファー同様CTV広告を含めたキャンペーンの最適化に悩む読者へ向けて、伊藤さんからメッセージをお願いします。

伊藤:多様な広告主様のターゲットやニーズにお応えできるよう、新しい媒体の開拓やCTV/OTT面への配信拡充に引き続き取り組んでいきます。加えて、配信の最適化やインサイトの提供においても満足いただけるように尽力する考えです。

 今回は配信最適化のお話がメインでしたが、当社のプラットフォームを活用すれば「そのユーザーが興味関心を持っているカテゴリー」などの分析も可能です。ユーザーのインサイトを分析することにより、クリエイティブの出し分けや顕在層へのアプローチも可能となります。広告の運用にとどまらず、メディアプランニングの戦略的なサポートを実施していきたいと考えています。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:The Trade Desk Japan株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2024/05/21 10:30 https://markezine.jp/article/detail/44807

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