ジェイアール東日本企画の「jeki応援広告事務局(Cheering AD)」は「推し活・応援広告調査2023」を実施した。以下、一部内容を紹介する。
「推し活」の経験率は約4割に
まず「推し活」経験の有無について調査。すると、37.2%が「ある」と回答した。特に15歳~29歳女性は、61.6%が推し活経験ありという結果に。また50代~60代男女も、約4人に1人が経験ありと回答した。
実施したことがある推し活について尋ねると、「推しに関する映像を鑑賞(57.5%)」「コンサート・舞台・試合などへの参加(47.1%)」「グッズを買いに行く(37.4%)」が上位に挙がった。
推し活経験者の29.5%が長距離移動を経験
次に推し活の経験者に対して、推し活のために長距離移動(遠征)をしたことがあるか質問した。結果、29.5%が長距離移動を経験していると答えた。推し活別に移動実施率を見ると、「聖地巡礼をする」「コンサート・舞台・試合などへの参加」「ファン同士で集まる」などが多く挙げられた。
15歳~29歳男女の「応援広告」認知率は6割以上
続いて、推し活の一つとして挙げられた消費者自身が推しの広告を出稿する「応援広告」について調査した。応援広告の認知率は44.3%となり、15歳~29歳男女の認知率は6割を超えた。
また、応援広告の2023年度のポテンシャル市場は377億円と前年比で拡大。応援広告未経験者が「年間で応援広告に使用しても良い金額」も47,000円となり、前年の26,700円より増加した。
【調査概要】
調査手法:インターネットアンケート調査
調査期間:2023年12月26日(火)~2024年1月9日(火)
調査対象者:1都3県の15~69歳の男女
サンプル数:19,202
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