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バナーを1枚10秒で生成→コスト大幅削減 OneAIが目指した現場のリアルに響くAIツール

 生成AIの誕生により、マーケティングの領域でもAIの活用を検討する企業は多い。一方、広告クリエイティブ制作の現場においては、AI活用におけるハードルの高さから導入が進んでおらず、スキルを持つ人材不足および負担の増加が課題となっている。これらの課題を解決するため、日本と台湾でマーケティングのためのAIツールを展開するOneAIは、広告クリエイティブ生成AIプラットフォーム「OneDesign」を開発、展開をスタートした。本記事では、同サービスを統括する飯野英氏に、現在の広告運用現場が抱えている課題や、OneDesignの活用により期待できる効果などについてうかがった。

人手も工数もかかってしまう“広告クリエイティブ制作”

━━OneAIでは、チャットリターゲティング広告システム「ChiChat」を始め、AIを活用したサービスにより多くの事業会社のCV獲得を支援してきました。そんな貴社から見て、近年、広告クリエイティブの制作現場からはどのような悩みを聞くことが多いのでしょうか。

 広告クリエイティブを出す際には、同じクリエイティブの広告を何度も出してしまうと消費者に飽きられてしまい効果が落ちるため、新たなクリエイティブを常に作り続ける必要があります。この作業は現在基本的に人力で行う必要があるため、人手も工数もかかってしまい制作現場がひっ迫しています。その上、クリエイティブの良し悪しは成果のデータなしに判断するのは難しく、その基準が曖昧になったり、テストに工数がかかったりといった課題を多くの企業が抱えているのが現状です。

株式会社OneAI OneDesign事業統括 飯野 英氏

 生成AIの誕生をきっかけにAI活用も模索されるようにはなっていますが、現状では生成AIではなかなか良いクリエイティブができなかったり、著作権の扱いがわからなかったりするため十分に使えていません。

 本格的な制作に入る前に、参考資料としての画像作成や、テキスト部分の案出しに使うといった程度にとどまっており、クリエイティブそのものの制作には使っていないという現場も多いようです。

広告クリエイティブ画像をAIが数分で生成

━━このような課題を抱えているクリエイティブ制作現場の課題を解決するために貴社ではAIを活用したクリエイティブ画像の生成サービス「OneDesign」を開発し、2024年7月1日から正式版をリリースしました。同サービスの概要を教えてください。

  OneDesignは、生成AIを利用して広告クリエイティブの制作プロセスを効率化し、CVRの最大化を支援するサービスです。

 特にニーズが強いのは「AIでバナー画像を自動生成できる」機能です。商品の特長の入力と素材となる画像をアップロードするだけで、バナー広告のクリエイティブを1枚につき約10秒で生成します。入力と合わせても最短5分ほどしかかかりませんし、一度の入力で約30パターンを生成できます。また、「CVR推論」ができるようになっており、その機能を使えば生成されるパターンそれぞれのスコアリングもできるんです。

AIがバナー画像を複数パターン生成。成果を推測して評価をつけてくれる

 これにより、多くの企業が抱える「リソースがない」「成果が出ない」「クリエイティブ変更のPDCAに時間がかかる」「外注すると費用がかかる」などの悩みを解決することが可能です。

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工数とコストを大幅削減、誰もが簡単にAIを使えることの意義

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この記事の著者

加納 由希絵(カノウ ユキエ)

フリーランスのライター、校正者。地方紙の経済記者、ビジネス系ニュースサイトの記者・編集者を経て独立。主な領域はビジネス系。特に関心があるのは地域ビジネス、まちづくりなど。著書に『奇跡は段ボールの中に ~岐阜・柳ケ瀬で生まれたゆるキャラ「やなな」の物語~』(中部経済新聞社×ZENSHIN)がある。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社OneAI

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2024/08/21 12:00 https://markezine.jp/article/detail/46151

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