WOW WORLD（ワオワールド）は、生活者が企業に求める情報発信方法に関するインターネットリサーチを実施。企業のメールマガジンに求める情報や購読・解約理由などをまとめたレポートを公開した。以下、一部内容を紹介する。

生活者が1日に受信するメールマガジンの平均数、「3～5通程度」が最多

　まず、企業（サービス・ブランドを含む）のメールマガジンを登録するきっかけを尋ねると、「会員登録するタイミングで（49％）」「商品を購入したタイミングで（47％）」がそれぞれ5割近くとなった。

　年齢別で見ると、70歳以上は他の世代に比べて「商品を購入したタイミングで」を選択した人が多い結果に。また、世代を問わず会員登録をするタイミングでメールマガジンも登録している人が多い傾向にあった。

　プライベートで1日に受信するメールマガジンの平均数を質問すると、「3～5通程度（24％）」が最も多く、「1～2通程度（18％）」「21通以上（17％）」と続いた。

メールマガジンに期待することや読みたくなるポイントは？

　次に、生活者がプライベートで受信するメールマガジンに求めるもの（メールマガジンを受信する理由）を調べると、76％が「キャンペーンやセール、クーポンなどのお買い得情報」と回答した。

　年齢別では、30代（46％）や50代（48％）で「キャンペーンやセール、クーポンなどのお買い得情報」を求める人が多かった。

　メールマガジンを読みたくなるポイントを調査したところ、「件名や内容が興味深い（64％）」がトップに。2位以降は「メールマガジンの冒頭に興味のある情報が掲載されている（33％）」「メールマガジンの送信者や企業自体に関心がある（29％）」だった。

メールマガジンを読む時間帯、約4割が「平日の帰宅後」

　続いて、これまでにメールマガジン経由で商品・サービスを購入、申し込みしたことがある51％の人に対して、その理由を尋ねた。63％が「ちょうど気になっていた商品の案内があったから」、59％が「セール・キャンペーンでお得に購入できたから」を選んだ。

　プライベートでメールマガジンを読む時間帯を質問すると、「平日の帰宅後」が39％と最も多く、「休日の余暇」が34％で2位だった。

メールマガジンを読まない理由は「件名に興味がない」

　送られてくるメールマガジンを読まない（開封しない）ことはあるかという問いに対し、76％が「はい」を選択。その理由として、「件名に興味がない（75％）」が最も多く挙げられた。

　さらに、プライベートで購読しているメールマガジンを解約（またはフィルターなどで設定して読まない）したことがあるか質問すると、63％が「はい」を選択した。その理由を尋ねたところ、65％が「内容がおもしろくない」、次いで64％が「配信頻度が多い」と答えた。

【調査概要】
調査手法：アンケートシステム「WEBCAS formulator」を活用した、マーケティングアプリケーションズによるインターネット調査
調査期間：2024年3月28日（木）～4月1日（月）
調査対象：全国47都道府県の13歳～80歳代の男女
有効回答数：1,125人※「あなたは、プライベートで企業（サービス・ブランドを含む）からのメールマガジンを受信していますか」という質問に対し、「はい」を選択した人

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