がんの予防と早期発見につなげる手軽な検査「マイシグナル・シリーズ」を提供するCraif(クライフ)は、電通の元代表取締役社長である榑谷 典洋(くれたに・のりひろ)氏が事業戦略統括に就任したことを発表した。
Craifは、2018年創業の名古屋大学発のベンチャー企業。「人々が天寿を全うする社会の実現」をビジョンとして掲げ、あらゆる疾患の早期発見・治療により、誰もが生涯にわたって健康でいられる社会を目指している。
同社は、尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO IP(NANO Intelligence Platform)」を有し、サービスを展開している。さらなる事業の成長を実現するために、榑谷氏が事業戦略統括として加わった。
就任に際し、榑谷氏は次のようにコメントを発表している。
多くの人が身近で、もしかしたらご自身が不意に重篤な病に侵されていることを知り悩み苦しむ、そんな経験をお持ちではないでしょうか。Craifは、がんをはじめとする様々な疾患の早期発見につながるまったく新しい検査テクノロジーを、日本は勿論のこと世界中に広め定着させていくことを目指しています。
この圧倒的な先駆者集団の仲間に加わる機会を得たことをとても有難く思います。これまでの経験を活かしてプロフェッショナルチームのさらなる飛躍を支援し、あらゆる人々が健康で安心して暮らせる社会を逸早く実現するチャレンジに取り組んでまいります。
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