リテールデータプラットフォーム「Urumo(ウルモ)」を開発・提供しリテールDXを推進するフェズは、創業10年目以降の成長を見据え、2024年10月1日付けで代表取締役の交代および役員体制の変更を行った。新たな代表取締役には、赤尾雄司氏が就任する。
同氏は、リクルートで「ホットペッパー」の立ち上げを担当。事業の黒字化や全国展開を牽引し、「ホットペッパービューティー」のCompany Officer(事業責任者)として、カンパニー化を推進し成長に貢献した。その後トレンダーズの取締役などを経て、2017年7月に顧問としてフェズに参画。2018年7月に入社して取締役副社長に就任し、以降は取締役COOとして国内事業の確立・拡大を牽引した。
なお、これまで同社の代表取締役を務めた伊丹順平氏は取締役として在籍し、海外事業の立ち上げを担う。この他、執行役員 リテールメディア事業本部長を務めていた田中友幸氏は、2024年11月1日付けで戦略アドバイザーに就任する。
また、同社は役員体制変更にともない、組織体制も以下の通りに変更した。
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