フェムケア事業を展開するオノフは、20~69歳の女性3,006名を対象に実施した「SNS広告に関する女性の意識調査」の結果を発表した。
年代ごとのSNS広告に対する行動傾向
調査によると、20代は「いいね」や「♡」をつける割合が他世代より5ポイント以上高い結果となった。また、20代はSNS広告に対して何らかのアクションを起こす割合が、5割を超え、30代以上と比べて最も高い数値だった。同社は、後から見返すための情報保存や、アルゴリズムに自分の好みを学習させるなど、効率的なSNS利用を意識した行動と分析している。
一方、30代は「タイムライン/フィード上で内容を見る」割合が全体より10ポイント以上高く、「他人のコメント/レビューを見る」「リポスト/リツイート」も全年代で最も高い数値を示した。SNSを通じて、その場での情報収集と購入検討を行う傾向がうかがえる。
若年層ほど、広告をうっとうしいと感じやすい
SNS広告を「うっとうしい」と感じるまでの平均表示回数は、3.04回だった。20代は平均2.9回、30代は2.8回で、若年層ほど広告を「うっとうしい」と感じやすいという結果になった。
広告の接触回数が多い人ほど寛容で、うっとうしいと感じるまでの平均表示回数は4.4回だった。また接触回数が多い層は、「スキップ」「保存」「アカウントフォロー」など、情報を選別する行動が全体より5ポイント以上高い結果となった。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
対象者:全国/女性 20~69歳
調査期間:2024年8月9日〜12日
有効対象者:3,006サンプル
調査機関:オノフ
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