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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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【2024年を振り返る】今年、世界の広告トレンドを牽引した10のキャンペーン

5、Netflixのドローンショー “Netflix Is a Joke Fest”

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出典(YouTube)

 「Netflix Is a Joke Fest」を盛り上げるため、Netflixはロサンゼルスでドローンショーを開催。フェスティバルのオープニングイベントとして実施され、約2,000機のドローンが夜空に繊細なアニメーションやライトディスプレイを繰り広げた

 ショーでは、出演するコメディアンにちなんだユーモラスなメッセージや象徴的なイメージを表示。このテクノロジーとエンターテインメントの融合を、観客が撮影してSNSに投稿することでクチコミ効果を生み出し、結果としてフェスティバル全体の注目度を高めた。

6、Starbucks “TikTok Seasonal Marketing”

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出典(TikTok)

 TikTokを活用したスターバックスの「シーズナル・マーケティングキャンペーン」は、同プラットフォームの非公式で親しみやすいトーンを利用して、季節限定の飲み物を紹介したもの。

 「ハッシュタグ」や「トレンド音楽」などTikTokならではの機能を活用するとともに、顧客や従業員、インフルエンサーなど、実際の人々を登場させることで、リアルで親近感のあるブランドの印象も形成した。

7、Tinder “It Starts with a Swipe”

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出典(YouTube)

 Tinderの2024年のキャンペーン「It Starts with a Swipe」は、プラットフォームのイメージを一新し、特にZ世代にアピールすることを目的としたもの。従来の「カジュアルな出会いの場」という印象から、より深い意味のある関係を築くためのプラットフォームとしてTinderを再定義した。

 「すべてはスワイプから始まる」というシンプルで覚えやすいスローガンを採用し、Tinderを「出会いの最初の一歩」として捉えるメッセージを届けた。動画や広告では、多様な性別、文化、背景を持つカップルを紹介し、Tinderが包括的なプラットフォームであることも強調した。

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8、Kellogg “Special K”

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この記事の著者

岡 徳之(オカ ノリユキ)

編集者・ライター。東京、シンガポール、オランダの3拠点で編集プロダクション「Livit」を運営。各国のライター、カメラマンと連携し、海外のビジネス・テクノロジー・マーケティング情報を日本の読者に届ける。企業のオウンドメディアの企画・運営にも携わる。

●ウェブサイト「Livit」

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2025/01/07 09:45 https://markezine.jp/article/detail/47794

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