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Meta Osaka、大阪をモチーフにしたメタバース拠点を開設 企業のZ世代へのリーチなどを支援

 デジタル空間やeスポーツを活用して地域課題を解決するMeta Osakaは、3D空間プラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」に新たなメタバース拠点「Meta Osaka World」を開設した。

 「Meta Osaka World」は、大阪城をモチーフにしたドーム型の空間をエントランスに設置し、そこから各種コンテンツへのアクセスを可能にする構造だ。エントランス内には「メタバースサロン」「SPATIAL STUDIO OSAKA」「CICERO」など大阪に実在する施設を再現し、来場者がリアルとバーチャルの両方で体験できる環境を提供する。ユーザーはスマートフォンやPCから無料でアクセスできる。

 メタバース内では、コンテンツを2種類の領域で展開。一つは子ども向けの体験型コンテンツとして、消防士体験や各種ミニゲームを通じて、遊びながら学べる機会を提供する。

 もう一つは企業向けに展開し、エントランスの外周部にはパートナー企業専用のワープゲートを設置して、各社独自のワールドへアクセスできる。企業はブランディングやプロモーション、商品販売などのビジネス展開が可能となる。

 Meta Osakaは同取り組みを通して、メタバース上でのZ世代と企業双方向のコミュニケーションによるリーチを支援。また、職業体験や防災教育などの教育体験をメタバース空間で実現し、デジタルネイティブ世代の特性に適応した形で提供する。さらに、自治体や地域企業、文化施設との連携を進め、域の魅力発信と経済活性化においてリアルとバーチャルの相乗効果を創出していく。

 メタバース内の施設は今後も継続的にアップデートを行い、新たなコンテンツやスポンサー企業の参画に応じて段階的に拡張していく予定だ。

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2024/12/23 13:30 https://markezine.jp/article/detail/47866

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