テレビCM出稿分析SaaS「TVAL（ティーバル）」を提供するスイッチメディアは、テレビとデジタルの統合マーケティングを最適化するソリューション「クロスメディアインサイト」の提供を開始した。

　同ソリューションでは、テレビCMとデジタル広告を統一指標で分析・運用できる。これにより、企業の広告運用の最適化を支援していく。

　具体的には、TVer、YouTube、Facebook、Instagram、X、TikTokなど、各プラットフォームにおける視聴の定義を統一。テレビCMを含むすべての広告を、視聴回数や視聴単価といった共通指標で横断的に比較・評価できる。

　さらに、売り上げやWebコンバージョン、来店者数といった成果データを並べて表示し、広告効果との相関関係を把握することや、過去の実績データをもとにテレビCMやデジタル広告の予算配分を変更した際のリーチ人数のシミュレーションも可能だ。加えて、すべての出稿データをデータベースに格納し一元管理。ダッシュボード上で可視化・比較できる。

　今後は、パートナー企業と連携してデジタル広告のキャンペーン実績データを収集することで、テレビCMとデジタル広告の予算配分に応じたリーチシミュレーターの精度向上を図る。また、シミュレーションで得たターゲットリーチとKPI／KGIの相関を明確化し、テレビCMとデジタル広告への最適な投資配分とその投資による事業成果を把握できる環境の提供を目指す。

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