クラウド型テレビCM出稿分析サービス「TVAL(ティーバル)」を運営するスイッチメディアと名古屋テレビ放送(以下、メ~テレ)は、1月5日、東海3県の詳細なテレビ視聴データを活用した新たな取り組みを開始した。
同取り組みでは、スイッチメディアは、ターゲット属性視聴者へのリーチ人数の推移や、CM視聴単価などをファクトベースで可視化。競合企業とのリーチ差分を測ることで、企業が行う広告出稿の効率性の判断をサポートする。
一方、メ~テレでは、分析の結果をもとに非効率な部分を特定し、ターゲットリーチが鈍化するポイントを可視化。より効率的なCM枠の提案ができる。また、無駄になっているテレビCM出稿分を同社グループが保有するデジタル広告や街頭サイネージ施策などのアセットを活用するプランへの変更も可能。これにより、広告出稿全体の効率を向上させる提案が可能になる。
同取り組みにより両社は、詳細データを活用したCMプランニングを実施。CMを活用する企業の事業成長のサポートを目指す。
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