※本記事は、2025年1月刊行の『MarkeZine』(雑誌)109号に掲載したものです
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VTuber事務所とのコラボパッケージ
クリエイター共創型マーケティング事業を展開するNateeは、カバーが運営するVTuber事務所「ホロライブプロダクション」と提携し「【ホロライブxNatee】コラボパッケージ」の販売を開始した。
同パッケージでは、企業のブランド・商材との親和性やファン層に合わせてキャスティングを提案。対象タレントリストから1名を起用し「15〜30秒のインフォマーシャル制作」「YouTubeLive配信(1時間)」「Xでの告知ポスト」の3つを提供する。
新生・博報堂の始動へ
博報堂DYホールディングスは2024年11月13日に、グループ会社の博報堂と博報堂DYメディアパートナーズの統合について検討を開始した(2024年12月現在、両社の統合が決定)。統合は2025年4月1日をもって実施する予定だ。
これまでも博報堂DYホールディングスは、アイレップとデジタル・アドバタイジング・コンソーシアムを統合したHakuhodo DY ONEの設立により、デジタルマーケティング領域の競争力を強化してきた。
今回の統合により、新生・博報堂ではフルファネルマーケティング機能の高度化を推進。グループ共通基盤となることを目指す。
界隈消費を紐解くレポート
博報堂は、SHIBUYA109エンタテイメントが運営する若者マーケティング機関「SHIBUYA 109 lab.」と共同で「Future Evangelist Report vol.3界隈消費」を公開した。
界隈消費とは、同じ「好き」や興味関心を持つ人々が、SNS上を中心に“界隈”と呼ばれるゆるやかな集団を形成するようになる中、この界隈を起点とした消費行動を指す。
同レポートでは、Z世代へのインタビューや生活者調査を通して、界隈消費のメカニズムや生活者の深層心理を解明。未来の消費行動の考察と、企業のマーケティング活動へのヒントを提示する。
![「Future Evangelist Report vol.3界隈消費」より](https://mz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/48013/48013_02.jpg)
LINE公式アカウントの新機能
LINEヤフーは2024年11月26日に「LINEヤフー BIZ Conference 2024」を開催。LINE公式アカウントの新たな機能として「Business Profile」を発表した。2025年より提供を順次開始する予定だ。
Business Profileは、LINEヤフーの各サービス上にある情報やコンテンツを、プロフィールページとしてまとめた情報ポータルだ。ユーザーはBusiness Profile上で企業とのコミュニケーションから予約・購入まで、様々なアクションを完結できる。
加えて、Business Profile上にあるコンテンツ情報をLINEヤフーが展開する各メディアと連携することで、企業とユーザーの出会いやアクションを創出する。
ドコモとRIZAPのシナジーを創出
NTTドコモ(以下、ドコモ)とRIZAPは、業務提携契約を締結した。
両社は、ヘルスケア事業の拡大と顧客提供価値の最大化を目指して同契約を締結。これにともない、RIZAPが運営するコンビニジム「chocoZAP」の通常月額料金で、ドコモが提供するスマートフォン向け健康管理・増進アプリ「dヘルスケア」の利用を可能にする。
さらに、chocoZAPの月額料金(税抜)の5%分にあたるdポイントを進呈する「chocoZAP×ドコモパッケージ」の提供も開始した。