noteは2025年1月14日、Googleと資本業務提携を締結したことを発表した。この提携は、AI技術を活用した新サービス開発を目的としている。
noteはこれまでAI技術をクリエイターの創作支援のための重要なツールと位置づけ、コンテンツの分類やリコメンドシステムへの活用を進めてきた。2023年11月にはAI領域の開発を担う子会社note AI creativeを設立するなど、研究開発を加速させている。
また、資本業務提携の発表にあわせて、Googleの高性能AIモデルGeminiを活用した新機能を開発し、2025年2月以降に順次提供することを発表した。記事編集画面からGeminiが利用できるようになり、アイデア出しから文章の要約、表現の改善、校正・校閲まで、クリエイターの創作活動を幅広く支援する。
また企業向けには、法人向け高機能プラン「note pro」において、炎上リスクの事前検知機能をGeminiの活用によりさらに強化。note内でこれまで培ってきたコンテンツ分類やリコメンドの技術にも、Geminiの自然言語理解能力を活用する。さらに、将来的には、note AI creativeを通じて、これらの技術の外部サービスへの有償提供も検討するとしている。
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