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博報堂とアイリッジ、アプリ開発を軸に資本業務提携 合弁会社を設立へ

 アイリッジは2025年1月16日、博報堂との資本業務提携を発表した。博報堂を割当先とする第三者割当増資を実施し、アプリ開発を中心とした顧客接点の変革業務を行う合弁会社を2025年2月に設立する予定だ。

 アプリ開発市場の成長とAI活用の拡大を背景に、アプリを通じた生活者データの蓄積やCRM、システム開発、データ利活用といった周辺市場の重要性が高まっている。

 アイリッジはアプリビジネス事業を中核事業とし、企業の消費者向けアプリの企画・開発・運用支援、OMOソリューションを提供している。また、AIを活用した新たなDXサービスにも事業を拡大中だ。

 一方、博報堂は生活者接点から生み出される様々なデータを活用し、企業活動のあらゆるシーンで機動的な意思決定を実現する「デマンドチェーン変革」を推進。これまで、企業のアプリを中心としたオウンド開発領域において、構想から開発、グロースまでをサポートするプログラムを提供してきた。

 今回の提携により、アイリッジのシステム実装力と博報堂のプログラムを組み合わせることで、顧客接点変革に向けた大規模開発の支援を一気通貫で行う体制を整える。

合弁会社は、アプリ開発を中心としたデマンドチェーン・顧客接点の変革業務を行う

 合弁会社では、ビジネスデザイン、マーケティング、プロジェクトマネジメント、プラニング&コンサルティング、エクスペリエンスクリエイティブなどの機能を実装し、博報堂が推進する「デマンドチェーン変革」の加速を目指す。

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2025/01/20 07:45 https://markezine.jp/article/detail/48069

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