グロースXは、企業向けに提供しているマーケティング人材育成サービス「グロースX マーケティング」において、プロダクトリリース以来最大となる大規模アップデートを実施した。

同サービスは、eラーニングサービスとして2020年にサービスを開始してから500社以上に有料契約され、マーケティング職種以外も含めた約2万3,000人に学習機会を提供してきた。
今回のアップデートにより、これまで提供していた同期学習型のサービス体験に加えて、事業が抱えている課題を選択できるようになった。加えて、新たな2つの機能を搭載した。
「マーケティングアドバンス30」は、プロマーケター40名以上による300本以上のノウハウ動画を用意(2025年2月末時点)。このコンテンツと機能を元に、組織的なナレッジや課題の共有、実践・成果促進するためのAI活用を含む新しいサービス体験を提供する。

「マーケティングスキル30診断」では、独自に定義した30のマーケティングスキルとレベル定義に基づいて、組織的なスキル状態を可視化したレポートを提供。個人のスキルレベルだけでなく、組織全体のマーケティング力の現状が可視化され、認識された課題は、先述の新機能のナレッジにより、実行支援と課題解決につなげる。

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これらにより、同サービスはマーケティング実務の課題解決を実現する「業務実践支援プラットフォーム」に進化。人材育成・業務実践支援・スキル診断を一体化し、社員の成長、連携の良いチーム作り、業績向上をさらに支援していく。
またアップデートにともない、サービスメニューも刷新。サービス期間の延長と、1ヵ月あたりのID単価の値下げを行った。同社代表取締役社長の津下本耕太郎氏は、MarkeZineに向けて次のようにコメントを寄せた。
グロースXは、社員を大切にし、人的投資を通して組織の土台を作ることで事業を変えていくことに真剣に取り組むお客様と、日々向き合えるという恵まれた環境で、事業活動を続けて参りました。
事業や注力点も様々、マーケティング部門や事業部門だけではなく商品開発やDX推進などあらゆる部門ニーズを向き合う中で見えてきた改善点の反映を繰り返し、ようやくまとまった形でサービスアップデートとしてリリースできるのを、大変嬉しく思っています。
学んでいただきながら組織に浸透させていくプロセスにしっかり担当が並走しますので、ぜひ、お悩みや実現したいことを弊社にご相談してみてください。
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