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377本の動画投稿を創出!キットカットの「応援」を伝えるUGC施策と支える「osina」の真価

実は4回目の利用、キットカットがosinaを選ぶ理由

──クライアントにとっての最大のメリットは何でしょうか?

西田(NEL):ブランド様やメーカー様に最も評価いただくポイントは、膨大な量のUGCを創出できることです。実は私自身、自力でインフルエンサー100名に依頼した経験もありますが、工数の多さから「人間の仕事ではない」と痛感しました。それを仕組み化したのがosinaです。

──キットカットのキャンペーンで、osinaを採用した理由を教えてください。

村岡(ネスレ日本):第一に安心感です。osinaでは一定条件下でインフルエンサーの方を選定しているので、ブランド棄損のリスクは最小限に抑えられると考えました。第二に、成果を実感しているからです。実は、既に4回osinaを利用しています。

西田(NEL):2023年の春と秋、2024年秋、2025年の計4回活用いただきました。2024年秋に実施した「キットカット史上最高」の誕生1周年記念キャンペーンでは、累計635投稿と約1,241万再生という想定以上のUGCを生み出した実績があります。

──2025年は、osinaを用いてどのような受験生応援キャンペーンを展開したのでしょうか?

村岡(ネスレ日本):1月18日から2月28日にかけて、「キットカット=受験を応援するツール」というUGCの最大化を目的に、動画制作と投稿を促すキャンペーンを行いました。

キットカットの受験生応援キャンペーンの動画
TikTokで投稿された動画。様々な表現を通じて、ユーザーからフォロワーに向けた応援メッセージが届けられた

村岡(ネスレ日本):投稿された動画では、「応援メッセージ」というテーマを軸に、様々なシチュエーションでパッケージにメッセージを書く動画や、アレンジレシピ動画など、幅広い表現が生まれました。また受験だけでなく、日常で頑張っている人への応援グッズとしても表現されていて驚きました。

377本の動画投稿・870万再生!受験生応援キャンペーンの成果

──どのような成果が得られましたか?

西田(NEL):osinaユーザーの投稿動画は、想定500万再生を大きく上回る870万再生、投稿数も想定の250を上回り、377本に達するなど、非常に良い結果でした。

村岡(ネスレ日本):377投稿という数は本当に素晴らしいです。自分たちでは、これほどの投稿を生む人数をアサインできませんから。

西田(NEL):再生数だけではありません。「#受験」というハッシュタグの占有クラスターを見ると、1ヵ月の平均再生数5,700万回のうち、約12%にあたる800万回がキットカットに紐づいていました

キットカットの#受験を分析した結果
「#受験」と関連するハッシュタグを分析した結果。「#受験生」「#大学生」「#入試」といったハッシュタグとともに、「#キットカット」が紐づいている
※クリックすると拡大します

西田(NEL):「#受験」を見ている幅広い層にコンテンツを当てられる状態を作れたことは大きな成果だと考えています。実際、「#受験」というキーワードに紐づくブランドはキットカットのみだったので、「受験といえばキットカット」というイメージの拡大に貢献できたのではないでしょうか。

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ハッシュタグの占有率が市場シェアに影響を与える

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:NEL株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/05/08 11:00 https://markezine.jp/article/detail/48627

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