エクスクリエは、セルフアンケートツール「QiQUMO」を用いたインターネットリサーチで、全国に住む男性15歳~69歳(1,279人)、女性20歳~69歳(1,179人)を対象に「代理購入」に関するWebアンケートを実施した。この調査における「代理購入」とは、家族や同居人のために代わりに商品を購入する行動と定義している。
調査サマリー
- 女性の66.6%が代理購入を経験:夫のためにシャンプーやボディソープを購入
- 「買い物のついで」が最大の理由:女性の日常の買い物中に代理購入が行われている傾向
結果の解説は以下の通り。
女性の66.6%が代理購入を経験:夫のためにシャンプーやボディソープを購入
同居している男性のために代理購入をしたことがある女性は、全体の66.6%だった。代理購入されている商品カテゴリーとしては、シャンプー・コンディショナー(68.8%)が最も多く、ボディソープ・石鹸(66.8%)が続く。(図表1)

代理購入している商品の使用者としては夫が最も多く、シャンプー・コンディショナーでは61.1%、ボディソープ・石鹸では65.1%を占めた。また、息子のための購入もそれぞれにおいて約3割(シャンプー28.7%、ボディソープ28.2%)となった。(図表2)

「買い物のついで」が最大の理由:女性の日常の買い物中に代理購入が行われている傾向
男性の代わりに商品を購入する理由としては、すべての商品カテゴリーにおいて「自分が買い物のついでに買えるから」が最も多く、特にアルコール類(48.5%)や口内ケア商品(44.6%)で顕著だった。この結果から、女性による代理購入は特別な行為ではなく、日常の買い物活動の一部として自然に行われていることがわかる。
また、「自分と一緒に使う商品だから」という理由もボディソープ(38.2%)やシャンプー(31.9%)で高く、共用性が代理購入のひとつの要因となっている。
【調査概要】
調査タイトル:「代理購入」に関するWebアンケート
調査期間:2025年5月26日(月)
調査手法:クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
調査対象:全国に住む男性15歳~69歳(1,279人)、女性20歳~69歳(1,179人)※「同居者はいない(一人暮らし)」の方は除く
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