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全年代でデジタルメディアからの「購入意向」が増加 30~40代の伸びが顕著【VOSTOK NINE】

 VOSTOK NINEは、「購入・利用のきっかけとなる主要オンラインマスメディア調査2025」を全国4,000人(有効回答数3,518人)を対象に実施し、その結果を発表した。

 調査によると、デジタルメディアを通じて「購入意向が高まる層」は全年代で増加しており、特に30代、40代での増加が顕著だという。また、シニア層においても購入意向度の上昇がみられ、デジタルメディアの影響力が世代を問わず広がっていることが明らかになった。

 性別で見ると、男女ともに「欲しくなる層」は40%を超え、男女ともにこの1年でデジタルメディアを通じた購買意向が約10%増加していた。

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左の青帯が「欲しくなる層」、右の茶色い帯が「欲しくならない層」(以下同)
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 カテゴリー別では、「動画」「SNS」「ニュース」「音楽・音声」の利用者において「欲しくなる層」の割合が増加。2025年から調査対象となった「漫画アプリ」「ソーシャルゲーム」でも、利用者の40%以上が「欲しくなったことがある」と回答した。一方、「スポーツ」「新聞・雑誌系」「カルチャー・ライフスタイル」サイトでは、購入意向の向上効果は限定的だった。

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 年代別に見ると、20代は「SNS」「ソーシャルゲーム」、30代は「漫画アプリ」「SNS」、40代は「漫画アプリ」「ニュース」、50代〜60代は「ニュース」「音楽・音声」サイトで購入意向が喚起されていた。

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 メディア別にみると、動画カテゴリーでは「YouTube」が77.0%と頭一つ抜けており、「TVer」(60.5%)、「Amazonプライム・ビデオ」(60%以上)、「Netflix」(54.2%)と続く。SNSカテゴリーでは「Instagram」「X」「TikTok」の利用者の購入意向が高いことがわかった。

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 主要SNSを年代別に見ると、「Instagram」は、20歳〜39歳の利用者のうち60%以上が「購入意向が高まったことがある」と回答。中でも20代に限ると70%以上が「買いたくなる層」に該当する。SNSカテゴリーにおいては、2025年も引き続き「Instagram」「X」「TikTok」が全年代にわたり、強く購入意向を喚起していた。

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 同社は「単なるリーチを軸としたメディア選定だけでは、消費者の気持ちを動かすまでには至りにくい」と指摘。消費者の購買心理やメディアの特性を踏まえた広告戦略の構築が、今後のメディアプランニングにとって重要になってくるとしている。

【調査概要】
調査対象:全国15歳から64歳までの男女4,000人※今回のレポートでは20歳〜64歳のみ抽出し算出
有効回答者数:3,518
調査日:2025年1月31日
調査手法:オンライン調査
調査機関:Freeasy
調査対象メディア:各種漫画アプリ、各種ソーシャルゲーム、全47メディア(YouTube/Instagram/X/Yahoo!ニュース/amazonプライム・ビデオ/TVer/Facebook/Netflix/TikTok/LINE NEWS/radiko/Spotify/SmartNews/ABEMA/U-NEXT/Sportsnavi/pixiv/日本経済新聞 電子版/ニコニコ動画/Hulu/朝日新聞デジタル/Pinterest/DMM.com/DAZN/読売新聞オンライン/東洋経済オンライン/文春オンライン/ロケットニュース24/LinkedIn/日刊スポーツ/ねとらぼ/ITmedia/日経ビジネス電子版/Impress Watch/PRESIDENT Online/Sponichi Annex/毎日新聞/産経ニュース/Disney+/Apple Music/Amazon music/LINE MUSIC/BeReal./各種 ソーシャルゲーム/Google discover/各種 漫画アプリ/Gunosy/ガジェット通信/NewsPicks)

カテゴリー:メディアを「動画」「SNS」「ニュース」「音楽・音声」「新聞・雑誌系サイト」「カルチャー‧ライフスタイル」「漫画アプリ」「ソーシャルゲーム」「スポーツ」の9カテゴリーに分類

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MarkeZine(マーケジン)
2025/04/17 07:15 https://markezine.jp/article/detail/48780

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