課題解決のため事業に並走する「戦略パートナー」
──FMXはご自身を、課題解決のための「戦略パートナー」と位置づけられています。クライアントと向き合う上で、最も大切にしているスタンスは何でしょうか。
若林(FMX):会社として「1人ひとりがプロである」ということを強く意識しています。私たちは、戦略からクリエイティブ、制作まで、それぞれの領域のプロが集まるクリエイティブプロフェッショナルファームです。単に良いクリエイティブを作るだけでなく、そのアウトプットが、湯川様や山田様が掲げる事業目標の達成にどう貢献できるのか。
その視点を常に持つことが、パートナーとしての我々の責任だと考えています。状況は刻々と変化するので、そこにも柔軟に対応できるよう、並走していく姿勢を大切にしています。
──エバラ食品にとって、FMXはどのような存在ですか?理想的なパートナーシップを築くために意識されていることはありますか?
山田(エバラ食品):商流でいうと、どうしてもお金を払う側が「上」になりがちです。しかし、特にクリエイティブの領域において、その関係性は良いものを生み出さないと考えています。だからこそ、クリエイティブの方々とは常に対等な「横の関係」であるべきだと強く意識しています。上下関係では、本音で話せなくなり、結果として良いものは作れない。若林さんがおっしゃった「パートナー」という言葉が、まさに私たちの理想とする関係性です。
生活者視点で戦略を考える新組織「Core Lab」
──エバラ食品は2025年にマーケティング部門を「Core Lab(コアラボ)」へと再定義されました。ここに込められた意図と、今後のチャレンジについてお聞かせください。
湯川(エバラ食品):「Core Lab」は、生活者視点を起点に中長期の価値戦略を考えていく組織です。変化の激しい時代だからこそ、目先のトレンドに惑わされず、お客様が本当に大事にしている価値を見極め、新しいチャレンジを加速させていきたいと考えています。
山田(エバラ食品):具体的なチャレンジとしては、ブランドの若返りです。調味料はどうしてもメインの購買層が50〜60代になりがちですが、未来のお客様を育てるという意味でも、20〜30代の若い方々にもっと「プチッと」シリーズを使ってもらいたい。そのためのデジタル施策には、今後さらに力を入れていきたいですね。
──エバラ食品の今後のチャレンジに対し、FMXとしてどのように貢献していきたいとお考えですか。
若林(FMX):「プチッとだから買う」だけでなく、「エバラ食品だから買う」というお客様が、今よりもっと増えていってほしいと心から願っています。そのためのブランド作りやアクティベーションを、これまで以上に積極的にご提案していきたいです。
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
堤 美佳子(ツツミ ミカコ)
ライター・編集者・記者。1993年愛媛県生まれ。横浜国立大学卒業後、新聞社、出版社を経てフリーランスとして独立。現在はビジネス誌を中心にインタビュー記事などを担当。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
提供:株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND
【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
