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MarkeZine Day 2026 Spring

Human-Centered AI:効率化の“その先”へ(AD)

人の創造性を、拡張する。博報堂DYグループ「AI-POWERED CREATIVITY」の真価

AIを取り入れて制作した「ユーミンの最新アルバム」から学んだこと

 西山代表の講演後、音楽プロデューサーの松任谷正隆氏を迎え、西山氏、そして博報堂DYホールディングス 執行役員 Chief AI OfficerでHuman-Centered AI Institute代表の森正弥氏の鼎談が行われた。モデレーターは、PIVOT 代表取締役/CEOの佐々木紀彦氏が務めた。

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(写真左から)PIVOT株式会社 代表取締役/CEO 佐々木 紀彦氏
株式会社博報堂DYホールディングス 代表取締役社長 西山 泰央氏
音楽プロデューサー 松任谷 正隆氏
株式会社博報堂DYホールディングス 執行役員 Chief AI Officer Human-Centered AI Institute代表 森 正弥氏

 松任谷氏は新しいテクノロジーに常に関心を持ち、興味があれば自分で試すことに積極的だという。2025年11月に発売された松任谷由実の最新アルバム『Wormhole/Yumi AraI』では、荒井由実時代からの数百のボーカルトラックを学ばせた音声合成ソフトによって再構築した歌声と今の生声をコラージュして制作したことで話題となった。

 そんな経験を経て、松任谷氏はAIによる創作の自由さと解放性、そして怖さを実感したという。

 松任谷氏が感じる「怖さ」とは、誰の声でもサンプリングされ、非常に高い再現度であらゆる人が使える時代が間近に迫っているという状況だ。この複製可能性により、クリエイティブの権利侵害はもちろん、創作活動にどのような影響をもたらすかは未知数だ。

 一方で、創作活動においては「解放」を感じることも多々あったという。AIによって再構築された声は、音域の制約から解放される。自分の声が拡張されることで、松任谷由実氏の曲作りの可能性が広がった。また、プリプロダクションの段階で声を入れることで、詞のイメージも広がり、制作工程に良い影響をもたらしたという。

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 続けて松任谷氏は、AIと人間の創造活動の共創について、ポイントは人間が持つ「ミスプリント」や「非最適化」にあるという。効率性や最適解を求めるAIであれば、既定路線で“はみ出す”ことはないが、人間は創作活動で迷いやゆらぎが起きることで、それを起点に新しいものを生み出せる。

 これを受けて西山氏は、「人間の身体性や醸成する空気感と、AIとを掛け合わせることで、新しいイノベーションを量産できる時代を実際にこの目で見られる、本当に貴重な時代になる」と話す。

 最後に森氏は、「ビジネスの場においても同様に、効率化や改善だけでなく、クリエイティブ活動に欠かせないワクワク感をもってAIを活用することが大切」と総括。テクノロジーと人間性が響き合う未来への期待とともに、セッションは幕を閉じた。

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社博報堂DYホールディングス

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2026/01/19 10:00 https://markezine.jp/article/detail/50261

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