2026年の年明け、マクドナルドが少し意外な形で話題をさらった。英国とアイルランドで、同社は初の公式「シークレットメニュー」を発表したのである。裏メニューといえば、ファンの間で半ば都市伝説のように語られ、非公式に楽しまれてきた存在。それを、世界最大級の外食ブランドが正面から“公式化”したのだ。この施策は、単なる新年向けの話題づくりでも、遊び心あふれる限定企画でもない。SNSで自然発生したファンの「メニューハック」を、商品として採用し、販売判断そのものに組み込んだ点にこそ本質がある。UGCをどう扱い、Z世代とどう向き合うのか。その問いに対する、マクドナルドなりのひとつの答えが、このシークレットメニューなのである。
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岡 徳之(オカ ノリユキ)
編集者・ライター。東京、シンガポール、オランダの3拠点で編集プロダクション「Livit」を運営。各国のライター、カメラマンと連携し、海外のビジネス・テクノロジー・マーケティング情報を日本の読者に届ける。企業のオウンドメディアの企画・運営にも携わる。
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