生成AIを使った広告表現は、もはや目新しいものではない。ビジュアル、コピー、動画生成まで技術的なハードルは大きく下がり、「AIを使っていること」そのものが話題になる時代は終わりつつある。そうした状況の中で、米国の高級フィットネスクラブEquinox(イクイノックス)が2026年のニューイヤーに向けて展開した広告キャンペーン「QUESTION EVERYTHING」は、SNS上で賛否両論を巻き起こし、いわゆる“プチ炎上”状態となった。しかし、この物議を醸したキャンペーンこそが、生成AI時代のクリエイティブが次のフェーズに入ったことを強く印象づけるものだったのだ。注目を集めた理由は、技術的な先進性ではない。むしろ、あえて“AIっぽさ”を消さず、違和感ごと前面に出した点にある。
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岡 徳之(オカ ノリユキ)
編集者・ライター。東京、シンガポール、オランダの3拠点で編集プロダクション「Livit」を運営。各国のライター、カメラマンと連携し、海外のビジネス・テクノロジー・マーケティング情報を日本の読者に届ける。企業のオウンドメディアの企画・運営にも携わる。
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