ニコニコ動画の収益3本柱
では、どのような試みが行われているのだろうか。『ニコニコ動画』を分析してみると、主な収益減として、下記の3つのビジネスモデルが成り立つのだ。
- アフィリエイト広告モデル
- プレミアム会員課金モデル
- 純広モデル
アフィリエイト広告モデル
このモデルは、ニコニコ市場と称されるサービスで、動画のページ上に関連する商品をユーザーが自由に掲載し、第三者がそこに掲載された商品情報を介して購買に到ると、amazonやYahoo!ショッピングなどのアフィリエイトサービスを実施している企業から売上報酬が入る仕組みである。
再生ページ画面の下とトップページからのリンクがあるが、再生ページ下からの購入が大半だという


プレミアム会員課金モデル
「プレミアム会員課金モデルは有料課金モデルであり、通常のユーザーと比して優先回線を利用して動画を視聴できるなど複数のプライオリティが設定されたサービスである(プレミアム会員サービス)。
景気に左右されがちな、広告モデルとは違い、安定基盤になる可能性が高い

純広モデル
「純広モデル」は、言うまでもなくクライアントから入稿された広告の掲載であり、いわばニコニコ動画のスペースの枠売りである(TOPページバナー/動画閲覧ページバナー/今週の広告等のメニュー等への掲載、及び時報広告などいくつかの種類がある)。

これらのマネタイズが行われているわけだが、実際には赤字には変わりはない。しかしながら、赤字=マネタイズできる可能性が薄いというわけではない。