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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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統括編集長インタビュー

サービス開始からわずか1年で月間3億PV確実
「pixiv」急成長のワケ


狙うは海外展開

― 8月15日からスタートした「ニコニ・コモンズ」にも、いち早く対応しましたね。意図を教えてください。

 サービス開始当初からクリエイティブ・コモンズを採用したかったのですが、どうしても難しいなと思っていました。pixivに投稿されたイラストがニコニコ動画に無断転載されるのをどうにしかしてほしいというメールがユーザーから多数寄せられ、pixivからの転載は即削除という方法ではなくてもっとポジティブな解決方法があるんじゃないかと考えていました。そこで、ニワンゴさんに連絡を取ったところニコニ・コモンズの準備中とのことだったので採用することにしました。

─ 収益状況はどうでしょうか?

 有料会員/広告/キャンペーンの3本柱は当然考えています。ただ、ビジネスに関してはこれからですね。現段階では、まだまだサービス重視で考えています。自分の中ではいつごろ利益があがるのか大体目星をつけてます。皮算用ですが。

─ 今後の展開は?

 自分の予想としては国内では、50万~100万人ぐらいの会員数で打ち止めと思っています。pixivの特徴ですが、台湾、韓国、中国のユーザーもかなりいるので、まずはアジアを狙って、次にヨーロッパ、最後にアメリカを狙っていきたいですね。ちなみに、海外ユーザーも自然増です。英語版のグーグルで“pixiv”を検索すると「Introduction to Pixiv」というサイトがでてきます。知らない誰かがやってくれたので、非常にありがたいです(笑)。絵は国境がない共通言語です。大きな可能性があると確信しています。

─ 海外展開、期待しています。MarkeZine Day 2008でも、出し惜しみせずに語ってください!

最後に見せてくれたのがユーザーが自発的に作ってくれたpixivキーホルダー。
「送られてきたときはびっくりして感動した」(片桐氏)と一言。

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この記事の著者

押久保 剛(編集部)(オシクボ タケシ)

メディア編集部門 執行役員 / 統括編集長

立教大学社会学部社会学科を卒業後、2002年に翔泳社へ入社。広告営業、書籍編集・制作を経て、2006年スタートの『MarkeZine(マーケジン)』立ち上げに参画。2011年4月にMarkeZineの3代目編集長、2019年4月よりメディア部門 メディア編集部...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/09/28 22:29 https://markezine.jp/article/detail/5268

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