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【会社訪問】「事業の将来性」が評価され「Japan Venture Awards」受賞
メールソリューションで世界展開を目指すエイケア・システムズ

2009/04/08 09:00

 ちょっと気になる感じの会社におじゃまし、社長さんやスター社員にインタビューしてみよう!というこの企画。今回は、メールソリューションで有名なエイケア・システムズさんにお邪魔し、「Japan Venture Awards 2009」で「経済産業大臣賞」をした、代表の有田さんにお話をうかがいました(この記事は、CAREERzineから一部を転載したものです)。

メールソリューションのエイケア「Japan Venture Awards」受賞

 「MailPublisher」をはじめとする、メールマーケティング・システムの提供で知られる、エイケア・システムズ株式会社(以下、エイケア)。「amazon.co.jp」や「ぴあ」「Hot Pepper.jp」など、国内有数の企業がクライアントに名を列ね、これまでの導入実績は約1,600件と同業他社を圧倒する。

 ひと月に配信するメールの数も5億通と膨大で、私たちが普段受け取っているメールは、同社のサービスによる可能性が非常に高い。メールソリューションの分野で、いまもっとも勢いのある企業といって差し支えないだろう。

 それを裏付けるかのように、エイケア代表の有田道生氏は、2009年1月20日に開催された「Japan Venture Awards 2009」起業家部門において、「経済産業大臣賞」を受賞。創業10年目で誇らしいサプライズが舞い込んだ。

 「Japan Venture Awards」とは、創業・ベンチャー国民フォーラムが主催する、起業家支援を目的に、全国各地から推薦された優秀な起業家や企業支援家を表彰するもの。起業家部門では「身近な創業」をテーマに、「旺盛なチャレンジ精神」「事業の新規性・革新性」「事業の成長性・将来性」「経済・社会への貢献度」の点で高い評価を受け受賞に至ったという。

 「まさか受賞すると思っていなかったので、正直驚いています。今回のテーマは『身近な創業』ということでしたが、メールという、一般的に利用されるコミュニケーションツールを事業化してきた点が評価されたのではないかと思っています」(有田氏、以下同)

「受託だけでなく自社サービス開発を」と、いち早くASPに注力

 エイケアの創業は1999年。早稲田大学院理工学部を修了後、富士写真フィルム(当時)でメカニカルエンジニア、三菱総合研究所でコンサルタントを歴任した有田氏を中心に会社を設立した。

 「シンクタンクに在籍していた時にアメリカに留学させてもらい、そのときにドットコム・ブームの洗礼を受けました。それに感化され、帰国後は日本のITベンチャーの育成に携わり、さらに自分でも独立したいと考えたのが創業のきっかけ。当初は2人で始めた会社です」

 有田氏は創業から一貫して、ASPサービスを主軸とした事業を展開。当初はコンテンツのASPサービスを手がけていたが、2003年からは業界に先駆け、いち早くモバイル向けのメール配信ASPをサービスイン。これが会社発展の起爆剤になった。

 「基本的には、電子メールを使ったマーケティングツールの開発から販売が当社の事業内容です。システム開発会社として出発していますが、受託開発だけだと、そのシステムを納品すればプロジェクトは終わってしまいます。それよりは、我々の技術力をサービス化し、長期的に使ってもらえるようにしたいと考え、ASPに力を注いできました」(次ページへ続く)

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