今回の試験走行に使われるのは、産学官連携して実施してきた「次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクト」で開発された、非接触給電ハイブリッドバス(車両製作は日野自動車)。非接触給電ハイブリッドシステムは、路面に埋め込んだ給電装置から、電磁誘導によって充電用のコードなどを用いないで車両側のバッテリーに急速に大量充電する方式。通常は電気で走行し、走行中の排出ガス・CO2をゼロとすることができる。
今回試験走行を行うのは、晴海埠頭~東京駅丸の内南口間を走る都営バス(都05系)で、運行期間は4月13日から4月27日まで。各日2往復運行し、土日は運休。収集した環境性能、走行性能などについてのデータは、今後の車輌改良の際に活用する。
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